【保存版】SEO対策におすすめの無料ツールをご紹介

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  • SEO対策ノウハウ
  • 自然検索で自社サイトの順位を上げたい!
  • 広告費用をかけずに自然検索から集客したい!
  • 〇〇のキーワードで検索すると競合会社が表示されるけど、自社を上に出したい!

そう考えている企業様は多いはず。

自然検索の表示順位を向上させることを一般的にSEO対策と呼びます。SEOというのは「Search Engine Optimization」の略称であり、日本語では検索エンジン最適化を指します。つまり、Googleが提供している検索エンジンに最適化されたサイト作りを行うことによって、自然検索の順位を上げることができます。

「SEO対策ってかなり費用がかかるんじゃないの?」と一歩踏み出せない方も多いはず。確かに、SEO対策をしっかりと行おうと思う場合は専門会社に依頼する必要がありますし、それに応じた費用はかかります。

しかし、SEO対策は社内(インハウス)で行うことも可能。インターネット上にはSEO対策を行うための無料ツールがたくさん公開されているため、そういった無料ツールを活用することによって、費用をかけずに自社でSEO対策を始めてみることができます。

今回は、まず1回無料でSEO対策を行なってみたいという方に向け、実際に弊社でも活用しているSEO対策無料ツールをご紹介します。

SEO内部対策と外部対策

一言にSEO対策と言っても、大きく分けて

  • SEO内部対策
  • SEO外部対策

の2つが存在します。

内部対策というのは、その名の通り自社サイト内の構造であったり、コンテンツを最適化する方法。
反対に外部対策というのは、外部のサイトからリンクが貼られたりすることによるSEO効果を指します。

また、SEO対策をこなう上では現状確認、解析(分析)、改善の3工程が必要となります。

今回は、SEO内部対策の確認ツール、外部対策の確認ツールに分けてご紹介します。

参考記事:SEOとは?/SEOタイムズ

SEO内部対策コンテンツ確認用おすすめ無料ツール

このセクションでは、SEO内部対策が出来ているか確認するためのツール、内部対策の改善を行うためのツールをご紹介します。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクス

Googleアナリティクス

GoogleアナリティクスはGoogleから提供されている有名な無料分析ツール。ウェブサイト運用をする人は必ず導入していると言っても良いほどメジャーな分析ツールです。

外部リンク数を確認したり、キーワードに対しての検索順を確認したりするツールではなく、ウェブサイト全体のアクセス解析を行うためのツール。ページへの流入数やユーザー行動を確認するだけではなく、参照元(どこからユーザーが訪れているのか)を確認したり、ページごとのコンバージョン貢献度を分析したりできるため全体的なウェブサイト改善が可能となります。

ウェブサイトの現状を広く確認することによって、SEO対策が可能です。

現在はGA4という別規格に変更されているため注意が必要。

SEOチェキ!

SEOチェキ

SEOチェキ

SEOチェキは、SEO対策の現状確認を行う上で一番有名と言っても過言ではないツールです。

SEOチェキを利用することによって検索順位が向上するというものではありませんが、SEOチェキを利用することによって現在のウェブサイト状況を確認できます。

インデックス数やサーバーのホスト情報、簡易的な検索順位チェックまでが可能な無料ツールですが、一番利用頻度が高いのは検索結果表示「ページ情報」でしょう。

SEOチェキ

このように、検索窓にURLを入力するだけでGoogleの検索結果に該当ウェブサイトがどのように表示されているかを確認することができます。

titleやdescriptionなどのmeta情報が簡単に確認できるため、この結果を見てウェブサイトのmeta情報を考察することが可能。titleやdescriptionは検索順位にも大きく影響する要素ですので、しっかりと確認・最適化しておく必要があります。

ウェブサイトを所有している方は、まず一度SEOチェキで自分のウェブサイトがどのように表示されているか確認してみると良いでしょう。

Google Search Console

Googleサーチコンソール

Google Search Console

Googleから提供されている「Google Search Console」も無料で使用できるSEO対策ツール。Googleから公式に提供されているツールであるため信頼性も高く、キーワードに対しての

  • 表示回数
  • クリック数
  • クリック率
  • 掲載順位

など基本的な情報は全て取得が可能です。

さらにキーワードを軸とした分析だけではなく、ページエクスペリエンス、モバイルユーザビリティなどウェブページに対しての情報も確認できるため、ウェブサイトの運用に対して全般的な情報を確認できるツール。

情報を確認するだけではなく外部リンクの否認作業などにも使用できるため、内部対策の確認から実際の対策まで可能な便利ツールです。

SEO Pack

SEOPack

SEO Pack

SEO PackもSEOチェキと同じように検索結果の表示項目(meta情報)を確認するための無料ツールです。先程のSEOチェキと大きく違うのは、確認をする際に検索窓にURLだけではなく、対策を行なっている対象キーワードを入力するというところ。

URLと対策キーワードを入力することによって、現在のウェブサイトがGoogleガイドラインを考慮した判断基準の中で100点満点中、何点になるのか採点してくれます。採点結果には改善案も表示されるため、meta情報改善のために役立てることができるでしょう。1キーワードごとの検索にはなってしまいますが、ウェブツールなので無料で何度もチェックできるのが嬉しいポイント。

ツールの利用は無料ですが、運営会社ディーボへのSEO対策依頼は別途費用が発生するので注意。

高評価

高評価

高評価

高評価もSEO Packと同じく、URLと対策キーワードを入力して、該当ウェブサイトが対策キーワードに対してどの程度最適化されいてるかを確認するためのチェックツールです。

meta情報はもちろんのこと、各種ウェブ設定やリンクアンカーテキスト、画像のALT属性までを取得して確認できるので、1ページごとに細かくSEOチェックがしたいときにはおすすめの無料ツール。

新規ページを作成したタイミングなどで使用すると、SEO項目の設定漏れがないか確認できるので便利ですね。

PageSpeed Insights

PageSpeed Insights

PageSpeed Insights

Pagespeed Insightsはページの表示速度を確認できるウェブツールです。昨今のSEO対策ではウェブページの表示速度も大きな指標となっており、表示速度の改善が検索順位に大きく影響を与えます。

ページの表示速度を計測するツールは多数ありますが、Pagespeed InsightsはGoogleから提供されているツールであり、ここで表示された内容をそのまま他ツールで改善に活かすことができるのが大きなポイントとなります。

また、日本語で提供されている数少ないツールですので、まずはこちらのPagespeed Insightsで表示速度を確認してみましょう。

構造化データテストツール

構造化テストツール

構造化データテストツール

SEO対策の内部対策というと、キーワードの最適化やリンクの整備などが目立ちますが、検索結果の表示に影響を与える「構造化データマークアップ」も重要です。

構造化データテストツールは構造化データマークアップが正しく実装されているかどうかを確認することができるチェックツール。

構造化データマークアップを行うことだけで検索順位に大きな影響は与えないと言われいますが、構造化データマークアップが正常に実装されることにより検索結果の表示がリッチになりクリック率の向上を期待できます。

外部対策被リンクチェック用おすすめ無料ツール

SEO外部対策で一番重要視されているのが、外部サイトから自社サイトへのリンク。いわゆる被リンク(バックリンク)と呼ばれるものです。

リンクが貼られるということは、そのリンクを貼っているリンク元サイトがあなたのウェブサイトを紹介してくれるということ。リンクを辿ってユーザーがあなたのサイトへ訪れる事になるので、

  • どのようなサイトからリンクが貼られているのか
  • どのようなキーワードでリンクされているのか

は重要な確認事項です。

このセクションでは、そのような被リンクを確認する無料ツールをご紹介します。

Semrush

SEMRUSH

SEMRUSH

Semrushは外部から見たウェブサイトの状況を確認するために利用できる強力なツール。

バックリンクや検索順位の数が確認できるだけではなく、競合と比較した外部リンクの状況、不足しているキーワードなどが確認できます。さらに内部対策に必要な情報も取得できるため、外部対策が可能なSEOツールでありながらトータルSEO対策が可能なツール。

月額$119.95〜なのですが、14日間の無料トライアルが付いているため、まずは無料トライアルで試してみるのがおすすめです。

Backlink Checker

Backlink Checker

Backlink Checker

Backlink Checkerはその名の通りバックリンク(被リンク)を調べることができる無料ツールです。

被リンクの数だけではなく、どれくらいのドメイン数からリンクされているか、どのようなウェブサイトからリンクされているか、どのようなキーワードでリンクされているか、が確認できます。リンクアンカーテキストも確認できるため、不要なリンク確認も可能。

有料版にするとさらに多くのリンク元表示、データ取得ができるようになりますが、無料版でも十分な機能を備えています。

hanasakigani.jp

マイサイト被リンクチェック

hanasakigani.jp

hanasakigani.jpのマイサイト被リンクチェックはわかりやすいネーミングの通り、自分のサイトの被リンクを確認できる無料ツール。内部対策でご紹介しているSEO Packと同じく株式会社ディーボ様が運営されているウェブツールです。

こちらのツールは被リンク数、リンク元ドメイン数、アンカーテキストなどを確認できることはもちろん、チェック結果ページでそのままデータをCSV出力できます。自社の被リンクデータとして分析する際に、CSV保存しておくと便利ですね。

MOZ Link Explorer

Link Explorer

Link Explorer

Link Explorerは、ドメインパワーや Page Authority(ページオーソリティ)を調べることができる無料ツールです。
ドメインパワーとページオーソリティの違いですが、ドメインパワーというのはサイト全体のSEO上の強さを表すもので、ページオーソリティというのはページ単体のSEO上の強さを表す指標です。

使用するためにはユーザー登録が必要となりますが、無料でドメインパワーとページオーソリティを調べられる数少ないSEOツール。

また、Link Explorerは無料で使用できるツールですが、1ヶ月に10件までと制限が設けられています。

無料ツールを使用して効果的なSEO対策を

SEO対策は大きく分けて内部対策、外部対策に分類されていますが、細かな指標を確認するだけではなく、全体的なアクセス解析を行うことも重要です。詳細分析、アクセス解析を行うためのツールは多々存在しますが、SEO対策に有効なツールのほとんどは高額なものとなっています。

しかし、根本的なSEO対策はGoogleの指針に沿ったウェブサイト運用を行うことですので、今回のページでご紹介した無料ツールを駆使することで十分補うことも可能。

SEO対策を始めていきたい会社様、ご担当者様、まずは無料ツールを使用してSEOの根本的な対策だけでも始めてみませんか?

弊社では、ネットショップの運用支援だけではなく、こういったSEO対策のサポートも行っております。お気軽にお問合せください。


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この記事を書いた人

株式会社ALL WEB CONSULTING
WEBディレクター

東出 昌己(ひがしで まさき)

2020年インターン生としてジョイン後、大学卒業とともに2022年4月入社。独学でコーディング技術を習得しさらにマーケティング知識を学びながらWEBディレクターもこなすまでに成長。



現在、担当クライアントも多く抱えディレクション業務、コーディング業務など日々奮闘中。

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