中小EC事業者必見!ソーシャルコマース『カウシェ』の魅力と出店メリット

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新たな販路の拡大やECモールへの新規出店を検討している中小企業・D2Cブランド・大手モール出店者の皆様に、近年急成長中のソーシャルコマースアプリ「カウシェ」をご紹介します。
カウシェは2020年にサービスを開始し、わずか5年で累計500万ダウンロードを突破、累計資金調達額は48億円に達しています。
2025年以降はテレビCMなどマスメディアへの投資も強化しており、さらなるユーザー獲得が進んでいます。
なお、直近1年間は既存店舗の自走支援を優先するため新規出店を抑制していましたが、2026年1月から新規出店誘致を再開しました。
本記事では公式資料や担当者へのヒアリング内容をもとに、ビジネスモデルや出店方法、手数料、ユーザー特性、他モールとの違いなどを詳しく解説します。

カウシェでは毎日更新されるセール情報や、ユーザーの投稿によるリアルなレビューが話題です。実際の使い心地を体験したい方は、ぜひカウシェ公式アプリ(iOS/Android)または公式サイトをご覧ください。

カウシェのビジネスモデル:ソーシャルコマースとゲーム性の新しい購買体験

カウシェは一言でいうと「みんなで楽しみながら購入を進めていくソーシャルEC」です。
従来の楽天やAmazonのような検索・品揃え重視のECとは異なり、友人や家族、SNS上の人と「誰かと一緒に」買い物を楽しむ体験を提供するお買い物アプリです。
アプリ上でユーザー同士がコミュニケーションを取りながらショッピングできる点が特徴で、まるでショッピングセンターで友人とウィンドウショッピングをするようなワクワク感があります。

「シェア買い」と呼ばれる独自の購入スタイルがこのソーシャルEC体験の核になっています。
カウシェでは多くの商品が、1人では買えず2人以上で購入することで割引が適用される仕組みになっており、ユーザーは商品を購入する際に家族や友人、SNSのフォロワーに呼びかけて一緒に買ってもらいます。
例えば、2人以上で購入が成立すれば通常価格から最大70%OFFになるといったお得な設定がされており、この割引を成立させるためにユーザー自身がSNS等で商品情報を拡散して仲間を募るため、結果的に出店者にとってはユーザーが自発的に商品PR・集客をしてくれる効果が期待できます。
このように広告費をかけなくてもユーザーのシェア行動で集客・売上拡大が可能になる点は、他のモールにないカウシェならではのメリットです。

さらにカウシェは「ソーシャルゲーム × ショッピング」の融合を掲げており、新しい購買体験がユーザーに支持されています。実際、「ポイントを貯める活動(ポイ活)が好き」「地道に育てる系のゲームが元々好き」「Amazonや楽天での買い物はマンネリ化しているので、たまには違うものを見たい」といった声がユーザーから上がっており、ゲーム性や他にはない楽しさを求める層にリーチしています。
カウシェは日替わりで食品や日用品のお得なセールを展開しつつ、ゲーム感覚で買い物ができる工夫により「発見や寄り道を楽しめる購買体験」をオンライン上で実現しています。
さらにカウシェは AIを活用した発見型EC として進化しています。
ユーザーの閲覧履歴や購買行動を独自のアルゴリズムが学習し、各商品に「商品スコア」を付けることで、興味を持ちそうな商品を優先的に露出させる仕組みになっています。
この商品スコアが高いほどアプリ内での表示回数が増えるため、出店者は魅力的な商品やレビュー投稿を充実させることで露出を伸ばすことが可能です。AIによるレコメンドとゲーム要素の相乗効果で、ユーザーは思わぬ商品との出会いを楽しめ、事業者は広告に頼らずに購買につなげることができます。
効率重視・検索主導の無機質なECではなく、思わぬ商品との出会いや楽しさを演出することで新たな購買需要を喚起しようというビジネスモデルなのです。

カウシェのアプリ画面イメージ。左はユーザーのレビュー投稿が流れる「みんなの投稿」タイムライン画面、右は時間限定の特価商品が並ぶセール画面。SNS感覚で商品情報が流れてきて、気軽にショッピングを楽しめる。実際に購入するつもりがなかった商品でも、タイムライン投稿やゲーム機能がきっかけで新しい商品を知り、つい買ってしまうケースも多いといいます。

出店方法と条件:審査から出店申請までの流れ

カウシェへの出店手順はシンプルでスピーディです。
まずオンラインから出店申込みフォームを提出し、その後カウシェ側で出店審査が行われます(通常3~5営業日)
審査にあたっては、事業者様側で以下の情報提出・対応が必要です

必要書類・情報の提出

出店申請時に、特定商取引法に基づく表記(社名や所在地、代表者名、連絡先など)や銀行口座情報等、基本的な事業者情報の登録が求められます。
これは他のECモールと同様、法令遵守と売上入金のために必要な手続きです。

出店審査への対応

提出いただいた情報をもとにカウシェ側で審査が行われます。
審査基準の詳細は公開されていませんが、基本的には信頼できる事業者か、取扱商品がカウシェの方針に合致しているか等がチェックされると考えられます。
審査は平日で約3~5日程度で完了し、結果が通知されます。

契約手続き

審査通過後、正式に出店契約を締結します。
契約完了後、出店用の管理画面へのアクセス権などが提供されます。

商品情報の登録

承認後は販売開始に向けて商品ページの掲載準備を行います。
カウシェの場合、楽天のようにショップページ全体を構築する必要はありません。
商品ごとにページを作成すれば出店・販売が可能で、面倒なデザイン作業やテンプレート作成は不要です。
必要に応じて初期の商品登録作業はカウシェ側が代行支援してくれる場合もあり、出店者にとって負担の少ない形でスタートできます。
商品名・説明・画像・価格設定などのデータを用意し提供すれば、カウシェ運営チームが掲載作業をサポートしてくれることもあります。

最終チェックと販売開始

商品掲載内容の最終確認後、ストアがオープンして販売開始となります。
必要に応じてカウシェ担当者との打ち合わせや出店説明会(任意参加)が行われ、スムーズな立ち上げを支援してもらえます。

出店に際しての主な条件として、まず初期費用や月額固定費は一切かからないことが挙げられます。
出店そのもののハードルは低く、固定費リスクなしで始められるのは中小事業者にとって嬉しいポイントです。
また、カウシェではユーザーにお得感を提供しシェアを促進するために、「他モールで販売中の同一商品よりもお得な販売価格で掲載すること」をお願いしています。
つまり、既に楽天やAmazon、自社ECサイト等で販売している商品をカウシェに出す場合、他サイトより安い価格設定にする必要があります(その分カウシェ独自の割引やポイント還元があるため、実売価値が大きく損なわれるわけではありません)。
さらに全国一律の送料無料(北海道・沖縄除く)での出品も推奨されています。
送料無料のコスト負担はありますが、その分商品価格やプラットフォーム上の訴求力が高まり、ユーザーの購入ハードルを下げる狙いがあります。

以上のように、事前準備すべき情報の提出と価格設定上の工夫さえクリアすれば、初期費用なし・短期間でカウシェに出店を開始できます。
出店後も基本的な受注処理・発送は事業者自身で行いますが、希望すればカウシェ側で注文管理画面からのデータ抽出サポートや、お客様への発送通知代行なども可能です。
中小の事業者でも無理なく運用できるよう配慮された設計と言えるでしょう。

手数料とコスト構造:販売手数料13.5%のみ、広告費ゼロ

カウシェの費用体系は非常にシンプルで、初期費用・月額費用は0円、実際に売れたときにのみ手数料が発生する成果報酬型となっています。
具体的には以下の手数料が課金されます。

  • 販売手数料: 商品の売上金額(税込)+送料に対して10.0%(税別)。これはプラットフォーム利用料にあたるもので、売上から自動差し引きされます。
  • 決済手数料: 売上金額(税込)+送料に対して3.5%(税別)。クレジットカードやPayPay、Apple Pay、Google Pay等、カウシェで提供される多様な決済手段の利用料です。
    自社で決済システムを導入する場合と比べても割安な水準と言えます。

上記を合算すると、基本プランでの手数料率は実質13.5%程度(税別)です。
基本的には広告出稿費用は不要ですが、商品の表示順位を早く上げたい場合や新商品を積極的に訴求したい場合には、任意のCPC広告枠(1枠約1.5万円で約20〜30万インプレッション/3,000〜4,000アクセスが目安)など有料のプロモーションメニューが用意されています。
また、特定のキャンペーンに参加する際は別途費用が発生する場合がありますので、事前に確認しましょう。
たとえば楽天市場では月額出店料やシステム利用料が発生したり、集客のための広告オプション購入が必要になるケースもありますが、カウシェでは広告費ゼロでプラットフォーム側が集客を行ってくれる点が大きな違いです。
実際、前述のとおりユーザーがSNSで拡散してくれる仕組みや、アプリ内での露出機会により追加のマーケティング費用なしで売上を伸ばすことが可能となっています。

また、売上代金の入金サイクルも気になるところですが、カウシェでは月末締め翌月末払いなど、他モールと同等のサイクルで売上が振り込まれるようです(詳細タイミングは契約時に案内)。
主要なキャッシュレス決済手段にも標準対応しているため、ユーザーから見ても安心して購入でき、事業者側で個別に決済契約を結ぶ手間もありません。

選べる出店プランの比較:基本プランからCS・物流代行、在庫保証まで

カウシェでは出店者のニーズに合わせて、複数の出店プランが用意されています。
それぞれ手数料率や業務分担が異なるため、自社リソースや提供したいサービス水準に応じて選択できます。主なプランは以下のとおりです。

  1. 基本成果報酬型プラン: (販売手数料 合計13.5%)
    最もシンプルなプランで、売上の約13.5%を手数料として支払う形です(販売手数料10%+決済3.5%の合計)。
    在庫管理・受注処理・発送・カスタマー対応まで全て事業者側で行う前提ですが、その分手数料率が低く抑えられています。
    自社でEC運営に慣れている場合や、コストを極力かけずに出店したい場合に適しています。
  2. CS(カスタマーサポート)代行プラン: (販売手数料 合計約17.28%)
    カウシェ側がお客様対応(問い合わせ対応や返品交換対応など)を代行してくれるプランです。手数料率は売上の約17.28%と基本プランより高く設定されています。内訳は基本の13.5%に加えてCS代行サービス料が上乗せされたイメージです。商品ページ作成や発送業務は事業者が行い、購入後のユーザー対応のみカウシェに任せる形となります。「クレーム対応やお問い合わせ対応に時間を取られたくない」「接客のプロに任せて顧客満足度を高めたい」という事業者に向いています。
  3. 物流代行プラン: (販売手数料 合計約17.28%)
    こちらも手数料率は約17.28%で、発送業務(梱包・配送)をカウシェ側が代行するプランです。
    在庫の所有権や価格設定、商品ページ作成は事業者が担いますが、受注後の倉庫ピッキングや梱包・宅配便手配などの物流部分を専門パートナー(SC社など)に委託できます。
    自社倉庫や発送スタッフを持たない場合でも、スムーズに全国配送が行えるメリットがあります。
    ただし生鮮食品など温度管理が必要な商品は対象外となる可能性があるため、事前に相談するとよいでしょう。
  4. 在庫保証プラン: (販売手数料13.5%+α・条件付き)
    カウシェが一定の販売保証(もしくは未販売分の買取)を行うことで在庫リスクを軽減するプランです。
    詳細条件によって違約金や手数料上乗せが発生しますが、例えば「期間内に○個売れなかった場合にカウシェ側が買い取る/補填する」といった契約を結ぶケースが考えられます。
    表面上の業務分担は基本プランと同様に事業者主体ですが、販売数のコミットメントをカウシェ側が負うため安心感があります。
    新商品のお試し販売や、大量在庫品の処分セールなど、確実にさばきたい在庫がある場合にリスクなくチャレンジできるプランと言えます。

以上のように、基本は低コストで始め、自社で運用する成果報酬型、あるいは手数料を追加で支払って専門分野を任せるプランを選択できます。
まずは基本プランで始め、売上規模が拡大して問い合わせ対応が増えてきたらCS代行に移行する、といった柔軟な対応も可能でしょう。
出店後にプラン変更したい場合も、カウシェの担当者に相談すれば対応してもらえるはずです。自社リソース配分と費用対効果を考え、最適なプランを選びましょう。

利用企業の事例と販売実績:中規模事業者が続々と成果を創出

カウシェにはすでに多数の企業が出店しており、食品関連が全体の約4割を占めていますが、近年はコスメや日用品、雑貨など非食品カテゴリも急拡大しています。
食品以外でも月商3,500〜4,000万円規模の店舗が存在しており、調味料・美容・ペット用品など多彩な商品が売り上げを伸ばしています。
公式資料によると、カウシェで大きな売上を上げている事業者の多くは生産者・メーカー、卸といった川上サイドの中規模事業者であり、自社生産品や独自ルートの商品を強みとしています。
これは言い換えると、「良い商品を持っているが知名度や販路が限られていた事業者」がカウシェを新たな販売チャネルとして活用し、成功しているケースが多いということです。

実際の販売実績の一例を見てみましょう。
あるフルーツ農家が出品した「さくらんぼ1kg」の商品では、参考価格2,179円の品を1,880円の特価で5日間掲載したところ、510セット(約97万円)もの売上を記録しました。
通常価格より約14%安い設定でしたが、期間限定セールとシェア買いの拡散効果で大きな反響を呼んだ例です。
また、別の事例では地方の青果卸業者が「野菜詰め合わせ80サイズ箱」を5日間限定で2,640円(通常2,780円)で販売し、51セット(約13.7万円)を売り上げる成果が出ています。
どちらも短期集中型のキャンペーンですが、カウシェ上で多数のユーザーに商品がシェアされ、短期間で一気に数十万~百万円規模の売上を生むことができた好例です。

このような成功事例が出ている背景には、カウシェ独特の「目的のない買い物」の発生が関係しています。
ユーザーはゲーム感覚でアプリを開き、タイムラインに流れてきた商品投稿やゲリラセール情報を見て、「本来買う予定ではなかった商品」に興味をそそられることがあります。
例えばカウシェファームで遊んでいるついでに特売の商品を見つけたり、友達がシェアした口コミ投稿から欲しい物が見つかったりと、衝動買いや発見型の購買が生まれやすいのです。
こうした購買行動の特徴により、出店者側から見ると従来獲得できなかった新規顧客層へのリーチと売上機会が創出されています。

さらにカウシェは2025年現在、取扱商品数は1,000点以上に拡大し(サービス開始から2年で到達)、参画企業も大小様々増えてきています。
継続率の高い日用品・食品でリピート購入を獲得している事例や、地方の老舗メーカーの商品が全国の新規顧客に認知され売上アップに繋がった事例など、枚挙に暇がありません。
カウシェ社は定期的に出店パートナー向け表彰(KAUCHE AWARD)も開催しており、ヒット商品を生み出した事業者を紹介しています。
これらの実績データや事例は公式サイトや説明会資料で公開されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

他のECモールとの違い:楽天・Amazon・Shopifyと比べた強み

数あるECプラットフォームの中で、カウシェならではの差別化ポイントはどこにあるのでしょうか。
大手モールや他サービスとの違いを整理します。

初期・固定費ゼロ、手軽に始められる

楽天市場など従来型モールは出店に初期費用や月額費用がかかる場合がありますが、カウシェは無料で出店開始できるため、小規模事業者でもリスクなく参入できます。
またモール内広告やクーポン施策に追加予算を割かないと集客が難しい楽天・Amazonに比べ、カウシェはプラットフォーム内での露出(タイムライン投稿やゲーム機能)とユーザーの拡散によって集客できるため広告費が不要です。

ソーシャル機能とゲーム性で購買を喚起

Amazonは圧倒的な品揃えと配送スピードが強みですが、一方でユーザーが目的買いする場であり「楽しいショッピング体験」という点では弱い面があります。
カウシェはコミュニケーションを伴う買い物の楽しさを提供しており、「Amazonや楽天だとマンネリ化するから、カウシェで違うものを見てみたい」というユーザーの声もあります。
友人と一緒に買うワクワク感や、ゲームを進める感覚での買い物は他にはない差別化ポイントです。

新規顧客層へのリーチ

Shopifyのように自社オンラインショップを構築する場合、基本的に集客は自力(SNS発信や広告)となります。
対してカウシェでは、従来リーチできなかった地方在住の30~50代女性などの層にアプローチできます。
実際、カウシェの主要ユーザー層は地方在住の中年層の女性であり、東京など大都市圏以外からの利用が多いというデータがあります。
これは楽天やPayPayモール等の既存モールとはやや異なるユーザー構成で、地方の隠れたニーズを取り込める可能性を示しています。
「スマホゲーム感覚でお得に買い物したい」というライトユーザーや、物価高で節約志向だが楽しさも求める層が増えており、そうした層にリーチできるのはカウシェの強みです。

独自キャンペーンと露出機会

楽天・Amazonでは膨大な商品に埋もれてしまう恐れがありますが、カウシェでは公式キャンペーンへの参加やアプリ内コンテンツでの露出によって中小事業者の商品でも目立てるチャンスがあります。
例えばゲリラSALEや閲覧クエストといったイベントでは、選ばれた商品が数日間アプリ内の目玉になります。
新規出店の場合、初月に最大10商品がゲリラSALE枠に掲載(各商品あたり閲覧PV約5,000)、さらに1商品が閲覧クエスト枠で掲載(閲覧PV約80,000)されるという手厚いプロモーション支援もあります。
このように、小規模なブランドでもユーザーの目に留まりやすい仕掛けが用意されている点は大きな利点です。

総じてカウシェは、「初期コストなく始められ、ユーザー参加型の仕組みで勝手に拡散・集客が進み、新規顧客を獲得しやすい」という強みを持っています。
他モールでは埋もれがちなユニークな商品や地域産品でも、カウシェならゲームやSNS感覚で楽しむユーザー層に刺さり、ヒット商品になる可能性があります。

カウシェ利用者の特徴:地方の30~50代女性中心、楽しさ優先の消費行動

カウシェで買い物をしているユーザー層にも独特の傾向があります。
利用者のボリュームゾーンは地方在住の30〜50代女性で、特に家計を預かる主婦層が中心です。
カウシェのアプリはSNSのように毎日のように起動されており、起動回数・利用時間が非常に高いことが公式資料からわかっています。
地方在住者は近隣の実店舗で手に入りにくい商品をネットで探す傾向があり、カウシェのお得なセールはそうしたニーズにマッチしています。

この世代は家庭の消費を握る主婦層や、親世代のために買い物をする40~50代などが含まれ、日常の節約やお得情報に敏感な一方で、「買い物の楽しさ」も求める傾向があります。
カウシェではまさに「お得×楽しい」体験を提供しているため、物価上昇下で節約志向の強まる昨今において、その層の支持を集めて利用者数が伸びていると分析されています。

また、カウシェユーザーの購買行動には衝動買いやエンタメ消費的な側面が見られます。
前述のとおり、カウシェのアプリにはゲームやSNSのような機能が多く、ユーザーは「買い物目的でなくても毎日アプリを開く」のが日課になっています。
例えば「無料でもらえる野菜があるから」「育成ゲームが好きだから」「ポイントが貯まるから」といった理由でアプリを訪問し、結果的にセール商品を見つけて購入に至るケースが多々あります。
このように当初目的のなかった商品まで購入が発生する点は、他のECにはないユニークな現象です。出店者側から見れば、本来接点のなかった新規顧客にリーチし、「ついで買い」「おもしろ半分の試し買い」を誘発できる場であるとも言えるでしょう。

まとめると、カウシェのユーザーは地方在住の中年女性層を中心に、ゲームやSNS感覚で楽しみながらお得な買い物をする人々です。従来のECモールではアプローチしにくかったこの層に対し、自社商品を訴求できることはカウシェ出店の大きな魅力となります。

カウシェのマーケティング機能:ファーム・投稿・コインで促進する購買循環

カウシェにはユーザーのエンゲージメント(熱中度)を高め、購買行動を促すユニークなマーケティング機能がいくつも用意されています。
ここでは代表的な機能と、その効果について解説します。

カウシェファーム

ユーザーが無料で遊べる作物育成ゲームです。アプリ内で畑に種をまき、水やりをして作物を育てるミニゲームで、ユーザーが毎日アプリを開くきっかけになっています。
友達と一緒に農園ゲームで競ったり協力したりでき、さらに実際に買い物をするとゲーム内の育成が有利になる(作物がよく育つ)といった連動要素もあり、「買い物するとより楽しい」仕掛けになっています。
このファーム機能のおかげでユーザーのアプリ訪問頻度が上がり、新着セール情報やクエストへの露出効果も高まっています。
特に地方のユーザーからは「野菜が無料でもらえるのが良い」「育成ゲーム自体が好きなので毎日ついやってしまう」と好評です。

みんなの投稿

ユーザー参加型のタイムライン投稿機能です。
カウシェで商品を購入したユーザーが、商品の感想や写真をアプリ内に投稿でき、それがタイムラインに他のユーザーにも表示されます。
単なる☆評価レビューに留まらず、「この商品が本当に良かった!」と人に伝えたくなるような購買体験の共有がコンセプトになっています。
投稿内容は他のユーザーの目にも留まりやすく、閲覧数の多い人気投稿はタイムラインの上位に表示されたり、SNSでシェアされたりします。
つまり、ユーザー発のUGC(口コミコンテンツ)が次の購買を生み出す循環が起きています。
出店者にとっては、ユーザーが自発的に商品の魅力を拡散してくれるため非常に心強い仕組みです。
良い商品さえ提供すれば、「みんなの投稿」を通じてファンが勝手に宣伝してくれる効果が期待できます。

カウシェコイン

ユーザーの購買やシェア行動に応じて付与される独自ポイント制度です。
商品を購入したり、SNSで商品情報をシェアしたり、レビュー投稿をしたり、また自分の投稿やシェアから他の人が購入した場合にカウシェコインがもらえる仕組みになっています。
具体的には、「①商品購入 → ②SNSに投稿シェア → ③レビュー投稿」を行い、さらに「④自分の投稿経由で他のユーザーが購入」または「⑤他ユーザーの投稿経由で自分が購入」するとコインが付与されるよう設計されています。
このコイン報酬によりユーザー同士の交流が生まれ、結果として購入が発生、UGC生成につながるという好循環を狙っています。
貯まったコインはアプリ内で割引クーポン等と交換できるため、ユーザーは積極的に投稿・シェアでコイン獲得を狙う→他の人の投稿もチェックする、という行動を取ります。
つまりゲーム的な報酬インセンティブでソーシャル拡散と購買促進を両立しているのがカウシェコインです。

ゲリラセール・クエスト機能

カウシェでは定期的に時間限定セール(ゲリラSALE)や、ミッション形式の「閲覧クエスト」が開催されます。
ゲリラセールは突然始まるタイムセールイベントで、ユーザーはお得な商品を見逃さないよう頻繁にアプリをチェックするようになります。
閲覧クエストは「対象商品を○件見る」とクリアになるミッションで、クリア報酬としてコインがもらえたりします。
新規出店者の商品は初月にこの閲覧クエストの対象にも組み込まれ、約80,000PVもの閲覧機会が提供されます。
ユーザーにとってはゲーム感覚で商品を探す楽しみとなり、事業者にとっては大きな露出と認知拡大のチャンスとなります。
これら公式イベントは定期的にアプリ内お知らせやプッシュ通知で告知され、多くのユーザーが参加するため、販促キャンペーンとして即効性のある売上増効果が見込めます。

以上のように、カウシェは単に商品を並べて売る場ではなく、ユーザー参加型のマーケティング施策が満載のプラットフォームです。
カウシェファームで毎日アプリを訪れる→みんなの投稿で口コミが広がる→コイン獲得を狙ってシェア/購入する…といった循環が生まれることで、ユーザーは楽しく、事業者は低コストで効果的に販売促進ができる仕組みが完成されています。
出店者はぜひこれらの機能を理解し、有効活用することでカウシェ上での販促を最大化しましょう。

まとめ:カウシェは新規販路拡大の有力な選択肢

ソーシャルコマースアプリ「カウシェ」は、ゲーム性とシェア買いによる独自の盛り上がりで急成長を遂げています。
固定費ゼロ・低手数料で始められ、ユーザーが自発的にPRしてくれるため、中小のEC事業者にとってリスクが低く魅力的な販路と言えます。
特に食品・日用品分野で強みを発揮しており、地方のメーカーやD2Cブランドでも全国の新規顧客を獲得できるチャンスがあります。

他のモールにはない「楽しいショッピング体験」を提供することで、新たな需要を創出するカウシェ。
ユーザー層や機能をうまく活用すれば、自社ECや既存モールとは一味違う売上の伸ばし方ができるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、カウシェ出店の検討材料にしていただければ幸いです。
公式サイトでは出店申し込みフォームや詳しい資料も公開されていますので、興味を持たれた方はチェックしてみてください。
貴社の商品がカウシェでヒットし、「世界一楽しいショッピング体験」の一翼を担う日を期待しております。

株式会社ALL WEB CONSULTINGでは、Amazonや楽天などの大手ECモールだけでなく、カウシェのような新しいECチャネルの導入支援も行っております。
出店申請や商品登録のサポート、販売戦略の立案、カウシェ特有のゲーム要素や投稿機能を活かしたプロモーション施策のご提案など、売上拡大を目的としたトータルサポートが可能です。
「カウシェに出店してみたいけど不安がある」「どうやって売上を伸ばせばいいか分からない」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

初回のご相談は無料で承っております。

WEB集客やネットショップ運営などでお悩みがあれば一度ご相談ください。ご相談は無料で行なっております。

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この記事を書いた人

株式会社ALL WEB CONSULTING
代表取締役

江守 義樹(えもり よしき)

WEB解析士協会 上級WEB解析士



ネットショップ店長として0ベースからショップ運営を行い約1年で月商1,000万規模のショップに育成。

その後、ECサイト専門のコンサルティング会社に勤務し、月商数億規模のサイトから立ち上げたばかりの小規模なサイトまで数百社のECサイトのサポートを行う。

2018年に前身であるLOCUSコンサルティングを創業。

2020年ECサイト・ネットショップ支援に特化した株式会社ALL WEB CONSULTINGを創業し代表取締役に就任。

データアナリストとしてサイト解析を軸にした戦略的なSEO対策、サイト制作、WEBプロモーション、などEC支援全般のスペシャリストとして活動中。

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ALL WEB CONSULTINGのマーケティングチームです。
全国のネットショップをエンパワーメントするをミッションに、各専門家が集まってECサイトの支援を行っています。楽天・Amazonなどのモール系ECから自社ECまであらゆるECに役立つ情報を発信していきます。

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