【2025年版】Shopifyの料金プランを徹底比較!あなたに最適なプランは?

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Shopifyでネットショップを成功させるには、ビジネスに合った料金プランを選ぶことが重要です。プランごとに月額料金や機能、決済手数料が異なるため、最適な選択が必要になります。

この記事では、Shopifyの各プランを比較し、ビジネス規模や目的に合わせたプラン選びのポイントをご紹介します。月額料金と決済手数料の違い、売上規模別のおすすめプラン、プラン変更の手順などがわかります。

プラン選びは長期的な運営コストに直結する重要な決断です。この記事を参考に、あなたのビジネスに最適なShopifyプランを見つけましょう。

Shopifyの基本プラン一覧と料金表【2025年最新】

Shopifyには複数の料金プランがあり、個人から大企業まで対応しています。2024年5月から日本円での支払いが可能になり、2025年初頭には値上げも実施されました。
今回は主要プラン(Basic・Shopify・Advanced)、Plus、Starterに分けてご紹介します。

機能/プラン Starter Basic Shopify Advanced Plus
月額料金 ¥750 ¥4,850 ¥13,500 ¥58,500 $2,300~
年間料金 (月額換算) ¥9,000 (¥750) ¥43,800 (¥3,650) ¥121,200 (¥10,100) ¥528,000 (¥44,000)
オンラインストア テーマ:Spotlightのみ テーマ最大20 テーマ最大20 テーマ最大20 テーマ最大20
マーケット数 3個/50個* 3個/50個* 3個/50個* 3個/50個* 3個/50個*
スタッフアカウント 0個 0個/2個* 5個 15個 15個以上
在庫ロケーション 2か所 10か所 10か所 10か所 10か所以上
POS POS Lite POS Lite POS Lite POS Lite POS Pro
ギフトカード
レポート スタンダード スタンダード スタンダード スタンダード+カスタム スタンダード+カスタム
カード手数料 5%+ 3.55%+ 3.4%+ 3.25%+ 要問い合わせ
外部決済手数料 5% 2% 1% 0.6% 要問い合わせ

参考:Shopify
*2024年1月24日前にプランを開始している場合は右側の数字、その後は左側の数字が適用

円払いとドル払いの選択肢と違い

2024年5月から日本円払いに対応し、為替変動の影響を受けにくくなりました。円払いは月々の支払額が固定されるため予算管理がしやすく、ドル払いは為替レートの変動により支払額が変わります。Shopify Plusはドル建て契約のみです。

Shopifyは2023年にベーシック、スタンダード、プレミアムの各プランで値上げを実施しました。また、2022年まであった月額9ドルのポップアップ向けライトプランは、月額5ドルのスタータープランに変更されています。

2024年5月からは日本円での支払いにも対応し、レートは1ドル150円で設定されているため、円安になれば日本円支払いの場合は実質的な値下げとなります。

最新の料金情報については、Shopifyの公式料金ページで確認することをおすすめします。

Shopifyの主要プラン一覧(Basic・Shopify・Advanced)

Shopifyの主要3プランは、ビジネス規模に応じた機能と料金設定になっています。

Basic(年払い:月額3,650円):個人や小規模事業者向け。基本機能が揃い、初期コストを抑えられます。10か所の在庫管理、24時間チャットサポート、POS Lite機能で実店舗販売も対応。商品登録数は無制限で、独自ドメインも利用可能です。

Shopify(年払い:月額10,100円):成長中の中小規模事業者向け。Basicの全機能に加え、スタッフアカウントが5つまで作成可能、決済手数料が3.4%と低め、プロフェッショナルレポート機能が利用できます。

Advanced(年払い:月額44,000円):大規模EC向け。スタッフ15アカウント、チェックアウト処理能力10倍、決済手数料3.25%、カスタムレポート機能でデータ分析が可能です。

Shopify Plusとは?通常プランとの違いや導入メリット

  • 無制限のスタッフアカウント
  • 専任のマーチャントサクセスマネージャー
  • B2B on Shopifyで通常ECサイトとB2B向けサイトの両立
  • チェックアウト画面・機能のカスタマイズ
  • パーソナライズされたプロモーション自動表示
  • 1契約で10サイトまで開設可能
  • サイトの有効期限設定
  • 業務プロセスの自動化

Shopify Plusは大規模ECビジネス向けの最上位プランです。月額$2,300(約345,000円)から、売上80万ドル超の場合は売上の0.25%の従量課金となります。
メリットは処理速度が通常の40倍、大規模セールでもサーバー安定、200か所の在庫管理、購入率向上のための細かなカスタマイズが可能な点です。実店舗連携も強化され、POS Proが200か所で利用可能です。しかし、カスタマイズの難易度が高いため、専門知識や開発コストが必要でもあります。

Shopify Starterとは?小規模向けの格安プランも紹介

  • SNSやメッセージアプリでの販売に最適化
  • 簡易的なストア機能のみ提供
  • 「Spotlight」というシンプルなテーマが使える
  • Instagram、Meta(Facebook)などとの連携
  • 1つのスタッフアカウント

Shopify Starterは、SNSでの販売や小規模なEC運営を始めたい方向けの、最も手頃な料金のプランです。
月額わずか750円から始められるため、ECビジネスの参入障壁を大きく下げています。ただしカスタマイズ不可や拡張機能は少なめなど、注意点もあります。

1つのスタッフアカウントShopify Starterは、フルのECサイトではなく、主にSNSでの販売に特化したプランです。「Spotlight」というテーマを使って、商品を掲載し、SNSからの誘導で販売することを想定しています。デザインのカスタマイズはあまりできませんが、シンプルで見やすいデザインが提供されています。

Shopify Starterがおすすめの利用者

  • SNS販売を始めたい個人・小規模事業者 
  • 低コストでECを始めたい人 
  • 副業でハンドメイド商品などを販売したい人 
  • 実店舗がメインで、補助的にオンライン販売を始めたい人

各Shopifyプランの違いを詳しく解説!選び方のポイントは?

Shopifyの各プランには明確な違いがあり、ビジネスニーズに合わせて最適なプランを選ぶことが重要です。プランによって料金だけでなく、使える機能や決済手数料に差があるため、自社の状況に合わせた選択が必要です。

選び方のポイントは大きく3つあります。まず「売上規模」です。売上が大きいほど決済手数料の差が重要になります。次に「必要な機能」として、スタッフ人数やレポート機能の必要性を考慮します。最後に「今後の成長性」を踏まえて、拡張しやすいプランを選びましょう。

料金・決済手数料の比較【どのプランが一番お得?】

各プランの月額料金と決済手数料を比較すると、どのプランが最もコスト効率が良いかが見えてきます。

項目 Starter Basic Shopify Advanced Plus
月額(年払い) 750円 3,650円 10,100円 44,000円 要問い合わせ
基本決済手数料 5.0% 3.55% 3.4% 3.25% 要問い合わせ
外部決済手数料 5.0% 2.0% 1.0% 0.6% 要問い合わせ
Shopify ペイメント手数料(Visa, Master) 5.0% 3.55% 3.4% 3.25% 3.15%(要問い合わせ)
Shopify ペイメント手数料(Amex、海外発行) 5.0% 3.9% 3.85% 3.8% 3.75%(要問い合わせ)
Shopify ペイメント手数料(JCB) 5.0% 3.55% 3.4% 3.25% 3.75%(要問い合わせ)

売上規模別のコストシミュレーションを考えると、月商100万円の場合はBasicプラン、月商500万円ならShopifyプラン、月商2,300万円以上ではAdvancedプランがお得になります。

また、Shopifyペイメントを活用すると、取引手数料が無料になるメリットがあります。また管理画面から売上を一元管理でき、入金サイクルも短縮できます。

各プランの機能比較【必要な機能があるのはどれ?】

各プランで利用できる機能の主な違いは以下の3点です。

スタッフアカウント数:Starter・Basicは1アカウント、Shopifyは5アカウント、Advancedは15アカウントまで作成可能です。
レポート機能:Basicプランでは基本的なレポートのみ、Shopifyプランではプロフェッショナルレポート、Advancedプランではカスタムレポート機能が使えます。
外部決済手数料:プランが上がるほど外部決済手数料が下がります。

必要な機能によっては、アプリで補うことも可能です。上位プランの機能をアプリで代替できる場合もあるので、まずは必要最小限のプランから始めましょう。

実店舗連携とPOS機能の違い【オムニチャネル展開するなら】

実店舗とオンラインストアを連携させるオムニチャネル展開を考えている場合、POS機能の違いは重要なポイントです。複数店舗で展開する場合はAdvancedプラン以上が適しています。

  • すべてのプランで基本的なPOS Lite機能は無料で利用可能
  • POS Proは月額13,000円の追加料金で利用可能(Plusプランは一部無料)
  • POS Liteは簡易的な販売管理向け
  • POS Proはスタッフ管理や在庫管理など高度な機能を搭載

POS機能に注目すると、ポップアップストアなど一時的な出店ならBasicプランのPOS Liteで十分ですが、本格的な実店舗展開ならShopifyプラン以上にPOS Proを組み合わせるのがおすすめです。

国内ECと海外ECで選ぶべきプランは変わる?

国内向けECと海外向けEC(越境EC)では、最適なプラン選択が異なります。

国内EC向けのポイント

  • Shopifyペイメントが利用可能で決済導入が簡単
  • 日本円決済に対応し、為替リスクを回避
  • 国内配送サービスとの連携が容易
  • 基本的にはBasicプランから始めて様子を見るのがおすすめ

海外EC向けのポイント

  • 多通貨決済対応が必要
  • 海外配送の設定が複雑
  • 言語翻訳アプリの導入が必須
  • 複数のマーケット(国・地域)設定が必要

国内ECのみなら、小規模ならBasicプラン、中規模以上ならShopifyプランが適しています。一方、海外展開を視野に入れる場合は、複数のマーケット対応や高度な設定が可能なAdvancedプラン以上を検討すべきです。Shopifyは越境ECに強いプラットフォームですが、本格的な国際展開にはより高度な機能が求められます。

どのプランを選ぶべき?売上規模・目的別のおすすめプラン

Shopifyのプラン選びは、売上規模やビジネスの目的によって大きく変わります。ここでは個人・中小・大規模ECサイト向けに最適なプラン選びを解説します。適切なプランを選ぶことで、無駄なコストを削減しながら必要な機能を活用できるようになります。

ビジネスの成長に合わせてプランをアップグレードすることも可能ですので、まずは必要最小限から始め、売上や規模に応じて見直していくのがおすすめです。それぞれの規模や目的に応じたプラン選びのポイントを見ていきましょう。

個人・スモールビジネス向け(副業・小規模EC)

個人で副業としてECを始めたい場合や、小規模なネットショップを運営したい場合は、Shopify StarterかBasicプランが適しています。

  • Shopify Starter(月額750円):SNS販売に特化したプラン
  • Basic(年払い月額3,650円):独自ドメインでのECサイト構築が可能

ECプラットフォーム比較

Shopifyと他のECプラットフォームを比較すると、それぞれに特徴があります。

プラットフォーム 月額料金 決済手数料 特徴
shopify(Basic) 3,650円 3.55% 機能豊富・拡張性高
BASE 0円 3.6%(+40円+3%) 無料で始められる
STORES.jp 1,980円~ 3.6% 倉庫配送サービス充実

初期コストを重視するならBASEが魅力的ですが、売上が増えると手数料が高くなります。拡張性やカスタマイズ性を重視するならShopifyがおすすめです。長期的な運用を見据えると、Shopifyは多機能かつコスト効率が良いプラットフォームといえます。

特に海外展開や複数のECモール連携、アプリによる機能拡張を考えている場合は、Shopifyが断然優位です。他社プラットフォームからのデータ移行も比較的容易なので、成長とともに乗り換えることも可能です。

中規模ECサイト向け(本格的にネットショップ運営)

本格的にECサイトを運営し、月商数百万円程度を目指す中規模ビジネスには、ShopifyプランかAdvancedプランが適しています。

  • Shopify(年払い月額10,100円):5つのスタッフアカウント、決済手数料3.4%
  • Advanced(年払い月額44,000円):15のスタッフアカウント、決済手数料3.25%

大規模EC・法人向け(高売上・多店舗運営)

月商数千万円以上の大規模ECサイトや、複数店舗展開をしている法人向けには、AdvancedプランかShopify Plusが最適です。

  • Advanced(年払い月額44,000円):成長企業向け、コストを抑えつつ高度な機能を利用
  • Shopify Plus(月額$2,300〜/約345,000円〜):エンタープライズ向け最上位プラン

Shopifyのプラン変更はできる?最適なタイミングと手順

Shopifyでは、ビジネスの成長や状況に合わせていつでもプランを変更することができます。プラン変更は、管理画面からわずか数ステップで完了します。アップグレード(上位プランへの変更)は即時反映され、ダウングレード(下位プランへの変更)は現在の請求サイクルの終了時に適用されます。

Shopifyのプラン変更のやり方【手順を詳しく解説】

Shopifyのプラン変更は、管理画面から簡単に行うことができます。以下に具体的な手順を詳しく解説します。

Shopify管理画面にログインする

出典:Shopify

②画面左下の「設定」をクリック

出典:Shopify

③設定メニューから「プラン」→「プランを変更」を選択

出典:Shopify

④利用可能なプラン一覧が表示されるので、希望のプランを選択

出典:Shopify

⑤支払い方法を確認し、月払いか年払いかを選択(年払いの場合はクリック)
「登録」をクリックして完了

出典:Shopify

Shopifyのプランに関するよくある質問(FAQ)

Shopifyを利用する際、プランに関してよく質問されることをまとめました。プラン選びに迷っている方や、契約前に確認しておきたいポイントがある方は、ぜひ参考にしてください。実際の状況に合わせた適切な判断ができるよう、具体的な回答を提供しています。

Shopifyの無料トライアル期間はどのくらい?

Shopifyでは無料トライアル期間が提供されており、実際にサービスを試してみることができます。トライアル期間中はStarter、Basic、Shopify、Advancedのいずれのプランも試すことが可能です。また、全てのプランで、サポートアドバイザーが日本語で対応してくれます。

  • 無料トライアル期間は3日間です。(2025年最新情報)
  • トライアル開始日はサインアップした日からカウントされます。
  • トライアル期間終了後は、プロモーション価格として月額150円で最大3ヶ月間利用できる特典が提供されることもあります。

無料期間の活用ポイント

  • トライアル期間中に商品登録やテーマ設定など、基本的なストア構築を進めておきましょう。
  • 各プランの機能を試して、自分のビジネスに最適なプランを見極めることができます。
  • トライアル期間中でも決済設定を行い、テスト注文を実施することで購入フローを確認できます。
  • サポートチームに質問して、使い勝手を確認するのもおすすめです。

最新のトライアル期間やプロモーション内容は変動することがあるため、公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

Shopifyのプランは途中で解約できる?

Shopifyのプランは途中解約することが可能です。ただし、いくつかの注意点があります。

  • 解約(ストアの無効化)すると、管理画面にアクセスできなくなります。
  • 月額プランの場合は、解約した時点で次回の請求が停止されます。
  • 年払いプランの場合は、解約しても返金されない点に注意が必要です。
  • ストア情報(商品、顧客データなど)は解約後も2年間保持されます。

「Pause and Build」プラン

  • Pause and Buildプランでは月額9ドル程度で、ストアを一時的に停止しながらデータを保持できます。
  • 再開時にはすぐにビジネスを再開できるため、季節性のあるビジネスなどに便利です。

解約を検討する前に、一時停止オプションや、現在のプランを見直すことも選択肢の一つです。特に売上が減少している場合は、下位プランへのダウングレードを検討してみるとよいでしょう。

法人契約におすすめのプランは?

法人でECサイトを運営する場合、ビジネスの規模や目的によって最適なプランが異なります。特に中〜大規模な法人には、高度な機能を備えたプランがおすすめです。

  • 月商数千万円以上の大規模ECサイト運営に最適
  • 複数ブランドや複数国向けのストアを一元管理できる
  • 業務効率化のための自動化機能が充実している
  • BtoB向けの機能が強化されており、卸売りビジネスにも対応

まとめ|Shopifyのプラン選びに迷ったら?

Shopifyプラン選びは事業規模と目的に合わせるのがポイントです。副業や小規模ECを始めるならStarter(月額750円)やBasic(年払い月額3,650円)がおすすめで、コストを抑えながら必要な機能を揃えられます。本格的なECサイト運営ならShopify(年払い月額10,100円)やAdvanced(年払い月額44,000円)が適しており、より多くのスタッフアカウントや詳細な分析機能が利用できます。月商数千万円以上の大規模ECや法人向けにはShopify Plus(月額$2,300〜)が最適です。

プラン選びの前に無料トライアルを活用しましょう。実際に操作して使用感を確認し、必要な機能が揃っているか検証することで、長期的な運営に最適なプランを選べます。ビジネスの成長に合わせてプランの変更も簡単にできるので、まずは小さく始めて様子を見るのがおすすめです。

WEB集客やネットショップ運営などでお悩みがあれば一度ご相談ください。ご相談は無料で行なっております。

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この記事を書いた人

株式会社ALL WEB CONSULTING
代表取締役

江守 義樹(えもり よしき)

WEB解析士協会 上級WEB解析士



ネットショップ店長として0ベースからショップ運営を行い約1年で月商1,000万規模のショップに育成。

その後、ECサイト専門のコンサルティング会社に勤務し、月商数億規模のサイトから立ち上げたばかりの小規模なサイトまで数百社のECサイトのサポートを行う。

2018年に前身であるLOCUSコンサルティングを創業。

2020年ECサイト・ネットショップ支援に特化した株式会社ALL WEB CONSULTINGを創業し代表取締役に就任。

データアナリストとしてサイト解析を軸にした戦略的なSEO対策、サイト制作、WEBプロモーション、などEC支援全般のスペシャリストとして活動中。

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マーケティングチーム

ALL WEB CONSULTINGのマーケティングチームです。
全国のネットショップをエンパワーメントするをミッションに、各専門家が集まってECサイトの支援を行っています。楽天・Amazonなどのモール系ECから自社ECまであらゆるECに役立つ情報を発信していきます。

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